【高齢者の夏風邪・肺炎】エアコンのカビ対策を！

夏の健康管理は、熱中症対策や新型コロナウイルス予防に滞らず、エアコン使用に伴うリスクへの対策も求められます。高齢者は一般的に、エアコン内部のカビによるアレルギー性肺炎、夏型過敏症カビは湿度や温度の高い状況下で繁殖しやすく、エアコン内部が理想的な環境となってしまいます。そのため、エアコンの適切なメンテナンスが重要となります。

夏風邪に注意：夏型過敏性肺炎のリスクと特性
トリコスポロンとは
1. 夏型過敏性肺炎の原因
2. 症状と対策
エアコンの清掃とメンテナンス
クリーニングだけで心配な方は

夏風邪に注意：夏型過敏性肺炎のリスクと特性

夏型過敏性肺炎は、エアコン内部に発生しやすい「トリコスポロン」という白カビが原因で発症します。このカビは温度20～35℃、湿度60％以上の環境で繁殖し、エアコン内部のホコリや人間の皮膚のフケを栄養源とします。

特に注意が必要なのですが、エアコンのフィルターで、ここにカビが発生してしまうと、エアコンの稼働時に細胞が室内に拡散し、それを吸入してしまういと肺炎を発症してしまう可能性が高まります。

トリコスポロンとは

トリコスポロンは、環境中に広く分布しているカビの塗料であり、特に湿度と温度の高い場所で繁殖しやすい特性を持っています。そのため、エアコン内部のような条件が整った環境では、トリコススポロンはこの増殖したトリコスポロンが拡散し、人間が体内に取り込まれることで、肺炎やアレルギー反応が起こる可能性があります。

夏型過敏性肺炎の原因

トリコススポロンは、夏型過敏性肺炎の主な原因となる微生物の一つです。これは、肺がトリコススポロンなどのカビの細胞子に過剰に反応して起こるアレルギー性疾患で、慢性的に起こる肺機能が低下し、深刻な健康問題を考える可能性はあります。

症状と対策

夏型過敏性肺炎の症状は、一般的な風邪とよく似ており、微熱、せき、息切れ、体ののだるさなどを防ぎます。ただし、これらの症状が2週間以上続く場合、医療機関をご来店してご覧いただくことが推奨されます。

トリコススポロンによる感染を防ぐためには、エアコンの定期的な清掃とメンテナンスが欠かせません。特に、フィルターの清掃には注意を払い、カビの発生を防ぐために大切です。

トリコススポロンによる健康被害は、高齢者だけでなく、免疫力が低下している人々にも同様の可能性があります。そのため、日常生活における予防策は全ての人にとって重要です。部屋の適切な換気と湿度管理は、夏季における健康維持のための重要な手段となります。

エアコンの清掃とメンテナンス

エアコンの適切なメンテナンスは、夏型過敏性肺炎予防のために重要です。特に、エアコンのフィルターは定期的に清掃し、カビの発生を防ぐことが重要です。家庭での清掃は電源を切った状態で行い、フィルターは掃除機でホコリを除去し、汚れがひどい場合は中性洗剤を使って洗浄します。また、吹き出し口の羽根（ルーバー）やエアコン本体の清掃も忘れませんようにしましょう。

ただし、カビが既に発生している場合や、自己清掃では不安を感じる場合は、専門のクリーニング業者に依頼することがおすすめです。専門業者は、エアコン内部の汚れにも気づかず清掃し、カビの発生を防止します。

クリーニングだけで心配な方は

ジェイジェイドリームでは通常のエアコンクリーニングのメニューの中に大手のクリーニングでは含まれない3つをプラスした「トリプルプラスクリーニング」をおこなっています。

プラス1：除菌抗菌コーティング

光触媒・無光触媒の両方の効果を持つ高級コーティングを使用し、クリーニング後に吹き付けます。この光触媒・無光触媒とは、半永久的にコーティングに付着した雑菌などの有機物を分解し続けるというもので、摩擦などが起こらない場所ではそのコーティング効果は半永久的に持続すると言われています。

このコーティング剤はなかなか高価なものですが、弊社では通常のクリーニングにプラスさせていただきます。

プラス2：室外機も洗浄

室外機の洗浄は別料金となっていることがほとんどです。室外機は特に省エネ性能に大きく影響を与えます。室外機の性能が下がると冷房効率がさがり必要以上の電力を消費指定しまいますので、室外機も一緒に洗浄させていただきます。

プラス3：虫防止キャップ

省エネやカビ対策とは違いますが、排水ドレンに虫対策キャップを取り付けさせていただきます。
排水ドレンはエアコンからでる水滴を外に捨てるためのもので、その中はどうしても湿度が高くなっています。湿度を好むゴキブリやムカデなどの害虫を居心地の良い場所を求めて排水ドレンに侵入しそのまま家の中に入ってきます。これはキャップをつけるだけで解決しますのでクリーニングと一緒にキャップもつけさせていただいています。