高齢者だけで生活する家庭が増えてきています。高齢になると視覚機能や運動機能などが低下することから、ガスコンロを使用している時に服に火がついてしまうといった事故が起こることがあります。また認知症など火の消しわすれも起こりやすくなっています。

ご家庭にお住みの方、そんな両親を実家に残している方はガスコンロよりIHの方が安全なのではと考えたことがあるのでないでしょうか?

本記事では高齢者が使用する場合のガスコンロとIHクッキングヒーターのメリットとデメリットをまとめました。

参考資料
東京都生活文化局所被生活部『ガスコンロの安全な使用に関する調査報告 』

ガスコンロは本当に危険?

ガスコンロ自体は温度センサーなどがあり消し忘れや温度異常があれば自動で止まるようになっているため、ガスコンロ単体ではなく、近くに置いてある燃えやすい物に燃え移ってしまい火事になるということがほとんどです。そのため火災の原因の1はガステーブルとなっており、危険があるといえます。

東京都生活文化局所被生活部『ガスコンロの安全な使用に関する調査報告 』

高齢になる程増えるガスコンロの使用頻度

ガスコンロの使用頻度

東京都生活文化局所被生活部『ガスコンロの安全な使用に関する調査報告 』

ガスコンロの使用頻度は男女共に高齢になるにつれて高くなっており、70歳以上の女性では95.3%が毎日使用していると答えております。

可燃物の置き場所に注意

ガスコンロは単体で危険というわけでなく、燃え移ることで火災の原因になってしまいます。消防関係法令では可燃物はガスコンロから15cm以上離すと定められていますが、15cm以内に置いてしまっているまたは、ガスコンロの上に置いているという方は全体で19%となっています。さすがにガスコンロの上に可燃物を置いている方は少ないですが、5人1人は燃え移りリスクを抱えた状態で生活していることになります。

東京都生活文化局所被生活部『ガスコンロの安全な使用に関する調査報告 』

可燃物を置いているリスクに加え、高齢になるにつれ服に燃え移るリスクも増加していきますので、視覚機能や運動能力が衰え始めた高齢者はガスコンロによる火災リスクを抱えながら毎日ガスコンロを使っていることになってしまいます。

IHクッキングヒーターではどうか?

IHクッキングヒータでは火を使わずに鍋底だけを加熱する仕組みになっているため火災のリスクはぐっと下がります。火が出ていないことで服や可燃物に引火するリスクはなく、消し忘れ等も電気で常に監視されています。また、ガスコンロ同様に温度センサーも搭載されていますので、揚げ物などでの油による発火も防ぐことができます。

高齢者家庭におすすめのIHクッキングヒーター

アイリスオーヤマ IHクッキングヒーター 2口 IHコンロ グリル タイプ 200V 据置型 ブラック IHC-SG221

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※直接販売や工事で急遽使用することもあるためご連絡いただいたタイミングでは売り切れている可能性がございます。

品番IHC-SG221
ヒーター [IHヒーター]左/2500W、右/2500W、[グリル(シーズヒーター)]上/800W、下/1100W
火力調節9段階、100W相当(900W間欠動作)~2500W
タイマー[左/右ヒーター]1分~9時間50分(火力1~5)、1分~1時間(火力6~9)、[グリル]1分~30分
電源単相200V(50/60Hz共用)
消費電力4000W
電源コード長さ長さ: 0.7m(2.0平方ミリメートル、3芯キャブタイヤケーブル)
電源プラグ2極、接地極付、250V、20A
材質本体/塗装鋼板、トッププレート/結晶ガラ
グリル庫内サイズW35×H10.4×D31.7cm
寸法W59×H18×D52.4cm
質量約16.8kg

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