自分でできる！盗聴器の見つけ方！設置されやすい場所を解説します！

盗聴器という言葉は普段は普通に生活しているとなかなか耳にするものではありません。刑事ドラマなどの中の話と思っている方も多く危機感を感じていることは少ないです。

ですが、本記事に辿り着いてくれた方は盗聴器の危険性を知り、対策をしたい！と考えてる方だと思いますので、盗聴器を実際に自分で探し、例えば「何も見つからなかった」と安心して過ごせるよう、盗聴器の見つけ方について説明したいと思います。

盗聴器の種類

盗聴器には大きくわけて有線のものと無線のものが存在します。有線のものは配線が必要で設置の難しさや盗聴音声を聞く場所が特定できるのもあり、犯人は発見されやすいの恐れてあまり使われることはありません。今回はほとんどの場合で使われている無線式の盗聴器もついてお話しします。

アナログ式盗聴器

無線式の中で最も多く流通しているのがこのアナログ式の盗聴器です。テレビやラジオと同じ種類の電波を発しており、数十メートルほどの距離で盗聴できるものがほとんどで、中には数百メートル電波を飛ばすことができるものも存在します。範囲内にいれば誰でも盗聴することが可能なため、イタズラ目的の設置もおおいです。

デジタル式盗聴器

携帯電話などを改造し、盗聴器として利用する場合があります。携帯電話の電波と同じように距離に関係なく盗聴が可能ですが、費用が高く、設定も難しいため普及率はかなり低いものになります。

リモコン式（ステルス式）盗聴器

リモコンで盗聴器の電波をオンオフすることができる盗聴器です。発見するのが最も難しい種類になります。ただ費用が圧倒的に高く、商品も手に入れるのが難しいため、普及率は最も低いものになります。

盗聴器が設置されやすい場所

盗聴器が近年小型が進んでおり、いろんな場所に設置することが可能ですが、盗聴器は電気を消費しますので電池式のものはいつか使えなくなります。ですから電源を確保しやすい場所が設置されやすい場所と言えます。

自分でもできる盗聴器の見つけ方

FMラジオを利用する

アナログの盗聴器はラジオと同じ仕組みで作られていますのでラジオを使うことで盗聴器を見つけることができます。検査方法はFMラジオの最小の周波数からゆっくり上げていき、部屋の音声が聞こえないかを確認します。この時、部屋のなかで継続的に音がするように、音楽やテレビをつけている状態でラジオにイヤホンなどを繋ぎ確認すると発見しやすいです。

盗聴で使われやすい周波数があり、以下の周波数は「盗聴3波」とも呼ばれるほど使用率が高いものになります。

盗聴3波
398.605MHz	399.455MHz	399.030MHz

スマートフォンを利用する

盗聴器を発見するアプリがありますのでそれを使ってみるのもいいでしょう。手軽に利用できますが、発見できるのはデジタル盗聴器のみで、もっとも普及率の高いアナログ電波を見つけることはできません。

目視で調べる

盗聴器を目視で探すという方法もあります。コンセント周りなど電源供給がしやすそうな場所をメインに探し、時間があるなら電池式の盗聴器が設置されやすいぬいぐるみやクッションの中に硬いものが入っていないかを確認してみてください。ですが、目視という方法で時間をかけても見落としの可能性は消えませんので「安心して過ごせる」かどうかは難しいところです。

盗聴発見器を利用する

最も効率的に探せるのが盗聴発見器を使うことです。目視では見落としてしまう・ラジオでは見つけられなかった盗聴器も見つけることができます。問題は盗聴発見器は安価なものでは察知できない周波数があったり、逆に色々な電波を受信しすぎて判断ができないものもあり、マイクスキャン機能などがついた業務用の盗聴器はかなり高額になってしまいます。お金に余裕があれば買って一度検査してみると安心して過ごすことができます。

盗聴発見器はレンタルでもいい

盗聴発見器を使いたいと思う機会は何回あるでしょうか？
長年住んでる家を1回、新居に引っ越す時に１回という感じでほとんどの方は片手で数えられる回数くらいしか使いたいと思いません。一度でも検査しておけば得られる安心があり、なおかつ頻繁に必要なわけではありませんのでレンタルするという方法があります。安いおもちゃのような盗聴発見器を使うくらいなら、同じ金額で業務用盗聴発見器をレンタルして調査するほうがよっぽど安心して過ごせる環境を手に入れることができます。

弊社では業務用盗聴発見器をレンタルしております。秘密厳守でお貸しすることも可能です。一度検査してみたいという方はコチラからご依頼ください。

安心のためには盗聴対策だけでなく防犯対策も

中での話し声を聴かれてるだけであれば直接的な危険があるわけではありません。ですが、盗聴機を使い在宅時間や生活リズムを認識されてしまうと、家にいない時であっても、家にいるときであっても、それぞれの目的で侵入されてしまう可能性があります。

そもそも中に入れない防犯対策や、入りたくないと思わせる防犯対策をすることで、ほんとうに危険な事態は回避できます。

まとめ

盗聴器は個人を狙ったものだけでなく誰でも受信できる性質を活かしてイタズラ目的の設置も増えています。盗聴されるような覚えがなくても盗聴されているリスクはあるということです。なにより安心して過ごせる環境を手に入れるために簡単にできることがありますので、ぜひご自身で試してみてください。