トイレリフォームの目的
単にトイレリフォームをするといってもその目的(理由)はそれぞれのご家庭で異なり、その目的ごとにお薦めするリフォームプランは少しずつ違います。
トイレリフォームをする場合の代表的な目的は以下の通りです。
- 掃除がしやすいトイレにしたい
- おしゃれなトイレ空間を作りたい
- 収納がほしい
- 節水できるトイレにしたい
- 立ち上がりの辛さを軽減したい など
この5つの目的ごとのトイレリフォームについてお話ししていきます。
目的別で解説
1.掃除がしやすいトイレにしたい
トイレは家庭内でも最も清潔を保ちたい場所でもあるため、常に清潔にしておきたいとこまめに掃除している方も多いのではないでしょうか?これまでの便器は形が湾曲していて隙間が多い、タンクなどトイレ自体の体積が大きい、汚れがつきやすい、などの理由から掃除に手間や時間がかかってしまっていました。
近年お掃除が楽な形やコーティングや素材をつかったモデルが発売しています。
- タンクが便器と一体型になっているトイレ
- 形が複雑でないトイレ
- 表面が防汚加工が施された便器
- 水はね防止機能のあるトイレ
- 壁設置型で床が丸々掃除できるトイレ
上記の様な機能を有しているトイレを選ぶことで掃除がグッと楽になります。
また、最近では男性でも座って用を足すことが普通になりつつありますが、壁や取手などの汚れも気になる場合は防汚機能のついた壁紙や抗菌仕様取手に取り替えるのもお薦めです。一度で半永久的に殺菌しつづけてくれる光触媒・無光触媒の抗菌コーティングも人気です。
2.おしゃれなトイレ空間にしたい
来客などが多いご家庭やお店を経営している方であればトイレであってもおしゃれな空間にしたいと思うのではないでしょうか?フラットでシンプルなトイレは掃除がしやすいだけでなく、見た目の面でも人気がある商品です。トイレはできるだけシンプルにして、手洗いや壁紙、腰壁などの内装に時間をかけて仕上げていくのがお薦めです。
- シンプルなトイレが人気
- 手洗いを設置する
- 壁紙にこだわる
- 腰壁を設置する
- 小物を飾る棚を設置する
また、日本家屋ではトイレの面積が小さくなっているため、お風呂や脱衣所と合わせて工事する場合は壁の位置など間取りを作り変えることでトイレを広くすることもできるため、理想の空間に近づけることができます。
3.収納がほしい
トイレリフォームではトイレ自体のリフォームだけでなく、掃除用具やペーパーのストックを収納するスペースが十分になく、専用の収納がほしいという方も多くいます。
- 棚を設置する
- 省スペースなトイレに変更してスペースを確保する
- 間取りを変更してトイレを広くする
棚を設置できない、または棚を設置することで圧迫感がでる様であれば、スペースを作りしかありません。タンク一体型トイレにすることでタンクでつかっていたスペースがあき奥行きが確保できます。間取りを変更が可能であればいっそ間取りごと変更してしまうのもいいかもしれません。
4.節水できるトイレにしたい
トイレは水を多くつかいますので、水道代やエコの観点から節水したいと思う方は多いかと思います。1990年代以前のトイレでは大洗浄で13L、小洗浄で8Lの水が使用されていました。現在の節水型トイレでは大洗浄で4L、小洗浄で3.5Lと設計されており、使用量が大きく減っていることがわかります。
また、節水機能付きトイレは補助金の対象となっているため、水道費が安くなるだけでなく、設置費用もお得に工事が可能となっています。
5.立ち上がりのつらさを軽減したい
足腰が弱ってしまいトイレでの座ったり立ち上がったりがつらいという場合は、手すりの設置をお薦めしています。手すりの設置は節水トイレも対象となっている「こどもエコすまい補助金」の対象となっていますので、一緒に施工すれば一度の申請だけでお得に工事できます。便器など陶器製のものが多いトイレは転倒リスクも高いため、不安がある場合は手すりを設置しておきましょう。
まとめ
トイレリフォームといってもお客さまはさまざまな理想や課題をお持ちだと思います。せっかくリフォームするならその全てをしっかり解決したリフォームをしたいと思っています。ぜひお客さまが抱えるその理想や課題を弊社の営業に打ち明けてください!!