今年度人気を集めているリフォームの補助金『こどもみらい住宅支援事業』。人気の理由は誰でも使う事ができること、考え方がシンプルで使いやすいことにあります。本記事では、事業を利用するには何をすればいいか、どうなふうにリフォーム内容を決めればいいかをご提案します。

こどもみらい住宅支援事業の概要

こども未来住宅支援事業は対象のリフォームごとに補助額がきまっており、その合計金額をもらうことができます。キャッシュバックのような仕組みです。

最小補助額は5万円。最大補助額は30万円。
最大補助額は子育て世帯か若者夫婦世帯であれば＋15万円されて45万円になります。

対象リフォームの選び方

対象のリフォームは大きく分けて2種類あり、一つは必ず選ぶ必要のある「必須リフォーム」と、任意で選択できる「任意リフォーム」です。

必須リフォーム

まず必須項目を最低でもひとつは選んでいないと補助金の申請はできませんので、ご自宅に必要のある項目がないか確認しましょう。逆に言えばここで当てはまる場合は補助金を申請することを考えておいた方がいいです。

（1）開口部の断熱改修	・ガラス交換 ・内窓設置 ・外窓交換 ・ドア交換 が対象となります。 （それぞれ対象製品の基準があります）
（2）外壁、屋根・天井又は床の断熱改修	外壁、屋根・天井または床（基礎断熱）​の部位ごとに、 一定の使用量以上の断熱材を利用する断熱改修を対象とします。 （最低使用量の計算はお任せください）
（3）エコ住宅設備の設置	太陽熱利用システム・高効率給湯器・節水型トイレ・高断熱浴槽・節湯水栓が対象になります。 （それぞれ対象製品の基準があります）

最も選びやすいのは（3）エコ住宅設備の設置です。前回給湯器を取り替えてから10年近くなる場合は給湯器を取り換えればいいですし、節水型トイレや節湯水洗は値段の割に光熱費が多くさがるのでコストパフォーマンスのするれた商品です。この中から最低でもひとつ選べるなら次の任意リフォームの中に選びたいリフォームがないか確認しましょう。なお、必須リフォームも「最低でもひとつ」ということなので複数選んでいただいても構いません。

任意リフォーム

任意での選択なので、選ばなくても構いません。ですが、最低でも補助額の合計が5万円を超えないと申請できません。

（4）子育て対応改修	・ビルトイン食器洗機 ・掃除しやすいレンジフード ・ビルトイン（自動調理対応コンロ） ・浴室乾燥機 ・宅配ボックス
（5）耐震改修	1981年（昭和56年）5月31日以前に着工された住宅で、現行の耐震基準に適合していない住宅が対象となります。
（6）バリアフリー改修	・手すりの設置 ・段差解消 ・廊下幅等の拡張 ・ホームエレベーターの新設 ・衝撃緩和畳の設置 が対象です。
（7）空気清浄機能・換気機能付きエアコンの設置	・国、地方公共団体又は独立行政法人（以下「国等」という。）が運営する試験機関等 ・国等の認可等を受けた試験機関等 ・法令又は条例に基づく試験等を国等から受託している試験機関等 のいずれかに該当する試験機関等で効果が確認された空気清浄機能を有するエアコン、又は換気機構を有するエアコンが対象です。
（8）リフォーム瑕疵保険等への加入	対象となる期間内に契約した、実施する工事について、国土交通大臣が 指定する住宅瑕疵担保責任保険法人が取り扱うリフォーム瑕疵保険 および大規模修繕工事瑕疵保険への加入を対象とします。

補助額一覧

それでは対象工事の補助額の一覧です。

おすすめセット例

「無駄なものではない」「工事金額が割安」「工事金額の割に補助額比率が高い」をもとに選びました。弊社人気の高い工事セットのひとつです。

なんとなく工事のイメージできてきたようであれば次は申請の準備です。

国土交通省：一般消費者の方向け事業紹介リーフレット（リフォーム）
chrome-extension://efaidnbmnnnibpcajpcglclefindmkaj/https://kodomo-mirai.mlit.go.jp/assets/docs/leaflet_reform.pdf

申請の準備

補助額の上限+15万円の項目となる「子育て世帯」「若者夫婦世帯」に当てはまるようかどうか先に確認しておいてください。

あとはお見積りや工事の進み具合をみて必要な書類等をこちらから連絡させていただきます。まず『おこないないたい工事があるか！！』をご確認いただき、ご相談いただければと思います！